完全攻略!葬式情報Diary

2017年07月09日

納棺のマナーは社会人として知っておくべき

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葬儀の際のマナーは社会人として最低限覚えておかなくてはならないマナーです。身内の場合には納棺の際にも立ち会うことになりますので更に知識を持っておく必要があります。そもそも納棺は遺体を浄めて死装束をつけて棺に納めることです。

遺体を整えて女性ならば死に化粧を施してあげてきれいに身支度をしてあげて死への旅立ちの準備をしてあげるという意味があります。この身支度をした後に棺に納めることになります。勿論斎場のスタッフが中心となって進められていくので、心配はいりませんが、親族にとっても大切な儀式ですので出来る限り遺族も参加して行うのが良いでしょう。

死装束や足袋、手の甲を覆う布を 手甲、足のすねを覆う布を 脚絆と呼ばれるものも身に付けます。さらに、三途の川の渡し賃とされる 六文銭を入れた 頭陀袋を首に掛けるというのが一般的です。最近は、頭につける 白の三角巾はつけない場合が多いです。

このとき身につけたもの以外の旅支度、杖、網傘、わらじ、そして故人が愛用していた品を副葬品として納めます。しかし、何でも納めてよいというわけではありません。ビンやガラス、燃えにくいものやスプレーなどは危険ですので入れられません。

燃えるものでもあまりに厚みのある本や水分を含むくだものなどは不完全燃焼を起こして火葬時間が長くなりやすいので避けるべきとされています。故人への思いからあれこれ入れてしまうと、かえって遺骨を傷めてしまう恐れがあります。最小限に留めることが大切です。