完全攻略!葬式情報Diary

2016年11月09日

何をおいても数、数、数――心静かに葬儀に臨むために

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大切な家族がその生涯を閉じる時、あなたにも、葬儀を営む機会が訪れるかもしれません。こんな時は体から力が抜けて何も考えられなくてもおかしくないですし、気力が保てるとしたら、せめて心静かに故人の冥福を祈りたいのが普通です。けれども実際にはどうでしょうか。通夜・告別式の日取り・場所をどうするか、誰に知らせるか、誰に受付を頼むか、会葬御礼品は何にするかなど、次から次へと決断を迫られるのが現実です。特に悩むのが「数」。

通夜の参列者数は、会葬御礼品や通夜振る舞いの、告別式の参列者数は、斎場への交通手段の確保と精進落としの決定要因となります。また、「数」次第で葬儀費用も変動しますので、おろそかにはできません。いざという時に落ち着いて対応するためには、日ごろから家族で話し合っておくことが肝要です。深刻な病気になってからでは不吉、不謹慎に思われてやりづらいものですから、結婚、定年退職などの節目ごとに話し合うとスムーズです。そうしておくことで、大切な人との別れに、心静かに臨むことができるでしょう。